あんまり 忙しくて写真を撮るのを忘れました。

芋名月のお月見会でした。
お椀は錦秋月見椀です。お椀の蓋をあけると、もち米で出来た錦秋蒸しのお月さまが入っています。今日は台風通過で この会の開催も危ぶまれましたが、私の日頃の行いがいいので(?何んという勝手もん)お月さまも時々顔を見せてくれました。雲間に隠れ出る月も趣があっていいですね。お客様と一緒に月見と洒落こみました。(何 しとるんじゃい!!仕事せんかい!はい。ごもっとも)
飛び魚の姿作り:今にも飛び出しそうな盛りつけに、皆様感動。おおきなお目々がかわいい。
とんとろの豚の塩角煮:二日かけて ことこと と煮た角煮、塩味でさっぱりと仕上げてあります。ゆず胡椒で味を引き締めて…
カンパチの燻製:海潟漁港の自慢の一品
うざく:鰻とキュウリの酢の物です。
五色揚げ:季節のものをいろいろ籠の中に彩りよくいれました。蓋をあけて「うわ~きれい。」と歓声が上がりました。ここにも秋を演出させていただきました。(心憎いね)中でも栗の素揚げは 「おいしい」の連発でした。
里芋の黒揚げ:芋名月に因んで里芋をふかして しょうゆで召し上がっていただきました。真っくろのお月さまです。
栗ご飯:この季節はやっぱり栗ご飯でしょう。栗は渋皮を奇麗に取り(少しでも残っていると苦いので丁寧に取ります)そのあと 砂糖をまぶし冷凍庫で3時間置くと、クチナシを使わなくてもきれいな黄色になります。
最後の締めはデザート:梨(新高)「デザートは別腹よね」と言いながら皆様ぺロりと平らげていらっしゃいました。この梨のことを「袂破りたもとやぶり)」ともいうことを教えて頂きました。なんでも、この梨を袂に入れたら たもとが破れるくらいあまりにも大きいからそう呼ぶようになったとか。1927年に品種改良により造られ今では国内産梨の生産量第4位とか、だから 袂破りの名前も結構新しいんですね。豆情報でした。
9名の熟女の皆様でした。おしゃべりの華が咲き それは それは賑やかで 楽しく 可愛い皆様でした。
全て、息子の仕事です。私はお運びさんでした。でも食前酒ならぬ 食前茶にハイビスカス・ローゼルティをお出しし、みんなの心を奪ったハート泥棒は私でした。女性のお客様は、五感を刺激することが大事です。視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚みんな刺激させていただきました。それで写真をアップして、今度はこのブログをご覧の皆様の視覚を刺激させていただこうと 目論んだのですが、宣伝はちょっと失敗でした。ですので宣伝はしないということです。エッ?十二分にしてる?そうかな…?